メッシュにキャスターつけると

ご覧いただきありがとうございます。
「メッシュボックスの普通の活用方法」と「キャスターを付けた場合のメリット・デメリット」を説明させて頂きます。
1.メッシュボックスの普通の活用方法
メッシュボックスは重量物の保管に優れています。
許容荷重が1000kg~2000kgもあり、機種によって異なります。
許容荷重:1000kgの機種はこちら
許容荷重:2000kgの機種はこちら
メッシュボックスの大きさも選べ、1200×1000の大きいサイズ・1000×800の小さいサイズなど様々です。
1200×1000サイズの機種はこちら
1000×800サイズの機種はこちら
メッシュボックスは段積みする事が出来ます。
機種によりますが、一般的には組立てた状態で「4段積み重ね」が出来るので保管場所の有効活用が出来ます。
ここで問題です。
「許容荷重:1000kg」のメッシュボックスに「1000kgの中身を入れたまま」4段積み重ねて良いのでしょうか?
→答えは「良い」です。
許容荷重1000kgで4段積み可能と言うと、勘違いされがちなのが「250kgを4段積んで合計で1000kg」ですが、
「1000kg載せたメッシュボックス4段積み重ねても良い」と言う意味です。
当然、一番下は1000kgの荷物が上に3つ載る状態です。
それでも壊れないくらい頑丈な商品がメッシュボックスなのです。
ただし積み重ねる時は必ず前面扉をしっかり閉めてください。
重い荷物が上に乗りますので、立方体でしっかり受け止めなければなりません。
また、段積みしている時に前面扉を開けてはダメです。
段積みしている時に扉を開けると上の荷物が崩れる危険があります。
正しい知識で安全にご使用ください。
2.キャスターを付けた場合のメリット・デメリット
メッシュボックスは保管に優れる反面、移動に関してはフォークリフトやハンドリフトが無いと簡単に動かせません。
カゴ車や台車のようにキャスターが付いている訳ではないので、動かすには相応の機器が必要となります。
では、メッシュボックスにキャスターを取り付ける事は出来ないのでしょうか。
答えは、「メッシュボックスにキャスターを取り付ける事は出来るけど、ちょっと注意が必要になる」です。
・まずはメリットです。
メッシュボックスにキャスターを取り付ける事で、特別な機器なく簡単に動かすことが出来るようになります。
キャスターはAタイプ(固定2輪・自在ストッパー2輪)が標準で手で押すと簡単に動かせます。
動かしたくない時はキャスターについているストッパーを掛ける事も出来ます。
・次にデメリットです。
一番重要なのはメッシュボックスの許容荷重が500kgに減少する事です。
メッシュボックス自体の許容荷重は減りませんが、キャスターの耐荷重500kgが許容荷重の上限になるためです。
基本的には段積み保管はお勧めできません。
どうしても段積み保管をしたい場合は、キャスターが付いていないメッシュボックスの上にキャスター付きのメッシュボックスを段積みする工夫が必要となります。
なお一番下にキャスター付きのメッシュボックスを置く場合は、段積みするメッシュボックスと内容物の重量の合計が500kg以下になるようにしなければなりません。
なおかつ、段積みした状態でキャスターを使用して移動する事は危険ですので避けてください。
メッシュボックスにキャスターをつける場合は、
「許容荷重が500kgに減る」
「段積みするなら下にキャスター無しのメッシュボックスが必要」
というデメリットを理解したうえでご使用をお願い致します。
もちろん上記デメリットを理解された上でご使用頂ければ、保管と移動の出来る有能なメッシュボックスとして活躍する事間違いないです。
キャスター付き商品のご購入を検討いただける場合は、
商品ページの「キャスターを追加する場合はチェックください」にチェックを入れて頂ければキャスター付きとなります。
正しい理解で安全に快適にご使用頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。
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- 教博北澤